精力剤によく使われるクラチャイダムとは
クラチャイダムって、精力剤を調べていると必ずといって良いほど、出てくる名前です。
クラチャイダムは、原産国タイでの呼び名であり、日本では黒ショウガや黒ウコンと呼ばれています。
実際に見てみると、形状はウコンみたいですが、中は黒紫のショウガのような感じがしますね。
さて、このクラチャイダムですが、この中身の黒紫色がとても重要で、この色素成分に含まれている「ポリメトシキフラボノイド」にEDを改善させる効果が期待されています。
今までにも、クラチャイダムの研究結果からは、
- 抗アレルギー作用
- 抗肥満作用
- 抗高脂血症作用
などが報告されていました。
しかし、それ以降の研究から他にも様々な作用を持っていることが分かりました。
- 血液流動性亢進作用
- 抗男性ホルモン様作用
- 尿酸酸性抑制作用
- 抗酸化作用
これらの中でも、特にEDにとって有用なのが、「血液流動性亢進作用」となります。
ただ気になるのが、抗男性ホルモン様作用というところです。男性ホルモンの過剰な分泌を抑える作用らしく、前立腺肥大を抑制する効果があるようです。
つまり、勃起するには男性ホルモンの分泌が欠かせません。その男性ホルモンの作用を抑えてしまうことにならないか、気になるところです。
今のところ、クラチャイダムを摂ることでEDになるという報告はないので、大丈夫なのでしょうね。
ちなみに、これらの研究報告は以下のサイトで確認することが出来ます。
EDに原因としては、器質性と心因性というのがありますが、器質性は身体の変化によるもの。心因性は精神的な要因によるものです。
この器質性EDの原因のひとつとして、加齢があります。加齢により血管や神経が弱ると正常な勃起をするための血流が悪くなったり、神経による情報の伝達が行われにくくなることがあります。これが、EDの原因となります。
クラチャイダムは、ポリメトシキフラボノイドによってこの血流の改善が見込まれるということですね。その他にも、アミノ酸やポリフェノールなど老化を抑える栄養素もかなり多く含まれています。
成分名 | マカ | クラチャイダム |
---|---|---|
アルギニン |
610㎎
|
2、190㎎
|
リジン |
310mg
|
400mg
|
フェニルアラニン |
290mg
|
360mg
|
チロシン |
200mg
|
550mg
|
ロイシン |
450mg
|
700mg
|
イソロイシン |
280mg
|
380mg
|
メチオニン |
70mg
|
180mg
|
バリン |
350mg
|
440mg
|
グリシン |
350mg
|
580mg
|
スレオニン |
330mg
|
420mg
|
セリン |
330mg
|
400mg
|
グルタミン酸 |
730mg
|
1,040mg
|
アスパラギン酸 |
670mg
|
1,620mg
|
ヒスチジン |
190mg
|
220mg
|
成分名 | ブルーベリー | クラチャイダム |
ポリフェノール |
300mg
|
1,160mg
|
いかがでしたか。クラチャイダムは大学の研究機関で研究されるくらい、健康に期待されている食物だったんですね。
でも、クラチャイダムの最も優れていると思うのは、何よりも自然からの贈り物だと思います。薬に頼らず、自然の恵みを摂ることで中折れやEDが改善できれば嬉しいと思います。